【要約】「静かな人の戦略書」内向的なことに悩みを持つ人におすすめ

みなさんは自分のことを内向的だと思いますか？

『休みの日はみんなでワイワイ楽しむより1人で家でゆっくりしたい』
『人混みの中にいるだけ疲れてしまう・・』

こんな風に思っている人は内向型のタイプかもしれません。

そしてこんな風に考えてしまうことをコンプレックスに思っていませんか？

『友達はどんな人とでもすぐに仲良くなれて羨ましい』
『自分もあんな風に誰とでも話せるようになりたい・・・！』

内向型の自分を変えたい、もっと前向きの人とコミュニケーションを取りたいと考えている人におすすめの作品を紹介します！

本書では外交型と比較した内向型の良さを紹介しつつ、内向型であることを否定するのではなく、内向型ならではの戦略の練り方を教えてくれます。

僕は小さい頃から大人数の場が苦手で、なかなか初対面の人に話しかけることができません。

そんな僕が本書を読んでみて、改めて自分の良さに気づき、内向型なりの戦略を知ることができました！

それでは詳しい中身を紹介していきます。

今回紹介する作品

本書のあらすじ

著者紹介

本書を書いた人物はジル・チャンという台湾の女性です

著者はおとなしく恥ずかしがりの性格で、お店の会計でお釣りが間違っていることを言うことができないほどの内向型の女性です。

そんな著者は内向型でありながら、世界各国で大人数の場で200回以上もスピーチし、アメリカ州政府やメジャーリーグなど様々な業界で活躍されています。

そんな著者が書いた今回紹介する「静かな人の戦略書」は台湾でベストセラー1位に選ばれ、世界各国で翻訳出版されています。

本書の流れ

本書はまず自身が内向型なのか、外交型なのかを診断します

この診断で完全に内向型の方もいれば、基本内向型だけど外向型的な要素を持っている方がいることがわかります

そして、内向型の仕事での戦略、内向型の人間関係構築方法、内向型の真の潜在能力などを紹介していきます。

本書を通して、内向型の賢い生き方、内向型の良さを知ることができ、自分らしさに自信を持てるようになりました！

本書はビジネス本でありながら物語形式で書かれていて、読みやすい点を評価ポイントです

内向型と外交型の違い

まずは自分が内向型なのか外向型なのかを知ることから始めましょう！

内向型の特徴

みなさんは内向型の人と言われるとどんな人を思い浮かべますか？

「物静かな人」「1人で行動することが多い人」

こんな人たちを思い浮かべるんじゃないでしょか

実際その通りで、内向型の人は1人で過ごすことを好み、あまり多くの人とコミュニケーションを取らない人が多いです
そのため、一見すると無愛想な人柄に見えてしまうことがあります。

しかし、内向型には外向型にはない良さがあるんです

内向型の良さ

内向型の良さは大きく2つ

『傾聴力』と『観察力』です

内向型は人の話をしっかり聞くことができ、相手の感情を捉えるのが得意です。

このことは人間関係を構築していく上で、非常に重要なスキルの一つです

人の話を遮ろうとせず、相手の話をしっかり聞き、相槌や質問で相手の話題の引き出すことは様々な場面で重宝される能力になっています

そのため内向型は無理に自分の話をしようとせず、自分らしく相手の話を聞くことが円滑なコミュニケーションに繋がるのです。

自分のタイプを知る

それでは実際に自分が内向型なのかを確かめてみましょう。

下のリストを見てあなたはどれくらい共感できますか？
このリストの中で共感できるのもの方が多い人は内向型かもしれません。

もし、しっかりと自分のタイプを知りたいという方はMTBI診断をというのものをやってみてください！

無料で自分の性格タイプを知ることができますよ！

内向型の戦略

ここまで内向型の良さを紹介してきました。

では、この良さを活かしつつ内向型が社会でうまく立ち回っていくにはどうしたらいいのでしょうか

ここからは内向型の人が社会でうまく立ち回り、信頼を得る方法を紹介します。

事前準備に時間をかける

内向型の人はとっさの対応が苦手です。

上記のような急な展開を内向型は苦手をしています。

僕自身も偶然知り合いと出会ってしまったときは何も話していいかわからなくなりますし、このような状況が苦手なので、遠目に知り合いを見つけて時はあえて出会わないように道を変えてしまいます・・笑

そもそも内向型と外向型は脳の構造が違います

内向型はじっくり物事を考える傾向にあって、自分の言葉の真意を吟味した上で言葉を発するようになっているようです

このようなとっさの状況に対応していくためには事前準備が大切です。

上記のように物事を行う際に事前準備をし、しっかり心構えをした上で臨みましょう。

また、早期に決断を迫られる場面でも事情をしっかり説明し、決断を先延ばしてもいいか確認するのもいいでしょう。

とにかくとっさの状況を作らないように自分のフィールドに持ち込めるようにすると内向型はうまく物事を乗り越えていけるのです。

自分に合ったコミュニケーションツールを活用する

内向型の人は電話が苦手な傾向があります。

そんな人はメッセージアプリなどの別のコミュニケーションツール活用しましょう。

内向型の人は人と話すことが苦手でのも文章を書くのは得意という人が多いです。

そのため自分に合ったツールでコミュニケーションをとることも重要な手段の一つです

しかし、どうしても電話で話さないといけない場面があると思います。

そんな時は以下の方法を試してみてください

とにかく内向型に大事なことは相手にペースを持っていかれないようにすること
しっかりと事前に準備をして、自分のペースでコミュニケーションをとるようにしましょう

落ち着ける時間を作る

内向型は大人数の場が苦手です。

大人数の場だと落ち着かず、精神的に疲れてしまうことが多いです

内向型が自分のエネルギーをチャージするためには1人になることが必要です

そのため大人数の場では化粧室などの先に逃げれる場所を先に把握しておくことが大事になっていきます。

内向型は社会に必須の存在！

今回は内向型の上手な生き方を学べる『静かな人の戦略書』の要約を紹介しました

内向型は物静かで1人で過ごすことが好きなタイプです。

一見無愛想に思われてしまうこともおあるかもしれませんが、このような内向型の人間は社会に必須です！

実はマイクロソフト創設者であるビル・ゲイツやテスラのCEOであるイーロンマスク、投資の神様と呼ばれているウォーレン・バフェットなども、内向的な性格であると言われています。

このように内向型の人間は多くの現場で活躍し、重宝されています。

もしこの記事を読んでいる方で内向型であることにコンプレックスを抱き、もっと外交的になりたいと思っているならちょっと待ってください

もちろん外交的にあることはいいことですが、まずが内向型の良さをしっかりと知り、自分らしさを大事にしてください

きっと内向型としてうまく乗り越えることができるはずです。

本書にはその戦略がたくさん書いています。

気になる人は実際に読んでみてください

最後まで読んでいただきありがとうございました！