本を読んでもすぐに忘れてしまう・・・
面白かったのは覚えてるけど内容を思い出せない・・・
みなさんはこんな悩みを持っていませんか?
読書は先人たちの教えをコスパよく学ぶことができる究極の自己投資です!
ただでさえ仕事や学業で本を読む時間がない人が多い中で、せっかく時間をかけて読んだ本の内容をすぐに忘れてしまってはもったいないです!
今回はこんな悩みを持っている方に向けて、読んだら忘れない最強の読書術を紹介します!
これから紹介する方法を一つでも実践してもらえると、きっと記憶に残る有意義な読書を体験することができるはずです!
参考にした書籍
読んだ本の内容を忘れる人の特徴
読んだ本の内容を忘れない方法を紹介する前に、読んだ本の内容を忘れてしまう方の特徴を6つ紹介します。
今回あげる特徴に当てはまる人はいませんか?
そういう人はせっかく読んだ本の内容を忘れてしまうことが多いかもしれません
それではそれぞれの特徴を詳しく見ていきましょう
読んだ後アウトプットしない
まず1つ目の特徴は本を読んだ後にアウトプットしないことです
みなさん思い出してみてください。
学生の頃、英単語を覚える時どのようにしていましたか?
1日でいくつかの単語を覚え、次の日に復習
そして数日経ったらまた復習
このような形で、覚えたことを何度も反復してアウトプットしていたんじゃないでしょうか。
読書も同じです
一度読んだだけで本の内容を全て覚えられる人はほとんどいません。
本を読んだらその内容を友人に話したり、SNSに感想を投稿したりとアウトプットすることによって記憶に定着していくのです。
ダラダラ読む
2つ目はダラダラ読む人です
知識を得るために本を読んでいるのに、いつの間にか本を読むこと自体が目的になっていませんか?
目的もなくただ本を読んでいるだけだとなかなか記憶には残りません。
本を読む目的をしっかりと定め、意味のある読書にすることで本の内容をしっかりと頭に残すことができるんです。
買ってしばらくしてから読む
人はワクワクする出来事があると脳内でドーパミンが生成されます
このドーパミンという物質は幸福物質と呼ばれ、記憶力を高める効果があると言われています。
書店に行って「この本読みたい!」と思っている時は、脳内でドーパミンが生成されている状態
しかし、読みたい本を買ってしばらくしてから読もうとすると、すでにその本に対するワクワクは小さくなっているので、ドーパミンが少ない状態になっています。
そのため記憶にも残りにくくなってしまうのです。
速読をしている
最近書店に行くと『速読』に関する書籍がたくさん出ていると思います。
日頃仕事でなかなか本を読む時間を作れない人にとったら『速読術』というのは魅力的に見えるかもしれませんが、内容を覚えていなければ速読しても意味がないんです。
なので、速読をする前にしっかり内容を覚える『精読』を鍛えるようにしましょう
そして、そこから『速読術』を身につけるようにすると効果的な読書をすることができます!
自分のレベルに合っていない本を読む
読書で何か新しい知識をつけようとするとき、すぐに上級者向けの本を選んでいませんか?
記憶に残る読書をするためには読み方も大事ですが、本の選び方も同じくらい大事です。
今の自分に合っていないレベルの本を読むということはストレスになる可能性があります。
難しすぎる本は読むこと自体がストレスになりますし、逆に簡単すぎる本は退屈に感じてしまいます。
そうなるとやる気を持って読書をすることができなくなるので、記憶に残りにくいんです。
読んだ本の内容をすぐに忘れてしまう人は、実際に読んだ本のレベルを今一度確認してみるのも効果的だと思います
流行に流されている
書店に行くと「ベストセラー」や「ビジネスマンが一番読んでいる」など色々な形で興味をひく作品がたくさんあると思います。
そういう作品を見るとつい、「自分もこの作品を読んだほうがいいのかな」という気持ちになりませんか?
その考え方少し待ってください!
「みんなが読んでるから」「ベストセラー」だからといって自分のためになるとは限りません。
このような考えで選んだ本は読まされているという感覚に陥ってしまうので、読むこと自体がストレスに感じてしまうこともあります
そんな読み方をして記憶に残るはずがありません!
本を選ぶときは、その本を本当に自分が読みたいのかをしっかりと考えることが大事なんです
参考にした書籍
読んだ本の内容を忘れない方法
ではここからは実際に読んだ本の内容を忘れない読書術を紹介していきます!
今回紹介する方法の一つでも実践してもらうだけで記憶に残る最高の読書体験をすることができるはずです
1週間に3回アウトプットする
やはり一番記憶に残りやすい読書術はアウトプットをすることです。
みなさんは今たくさんの情報が飛び交う中で生活しています。
そんな中で人間の脳は「重要な情報」と捉えたこと以外を忘れるようにできています。
今まで起きたことや学んだことを全て覚えておくようにはできなくなっているんです
では人間の脳はどんなことを「重要な情報」として捉えるのでしょうか
それは『何度の利用される情報』と『心が動いた出来事』です
アウトプットの具体的な方法は以下の3つ
- 本を読みながらメモを取る
- 読んだ本の内容を人に話す
- 本の感想をSNSなどに投稿する
このいずれかの方法を試すだけで読んだ本の内容が今まで以上に記憶に残るはずです!
読み切る制限時間を設定する
人は何か物事を行う場合、制限時間を決めると集中力がUPし高いパフォーマンスを発揮することできます。
これを読書の時にも実践してみてください
「見たいテレビ番組が始まる前に1章を読み終わろう」
「寝る前に30ページは読もう」
このような制限時間を設けるだけで、その時間内は高い集中力を発揮することができるので本の内容が記憶に残りやすくなるのです。
寝る前に読んだ内容は記憶に残りやすいので特にオススメです!
『速読』より『深読』を意識する
仕事が忙しくて本を読む時間がない人のために、書店では『速読』に関する本はたくさん並んでいると思います。
確かに短い時間でたくさんを本を読むことができればコスパがいいのは間違いありません。
しかし、それだけ速く読んだとしても本の内容を忘れてしまっては本末転倒です。
ですので、『速読』も大事ですが、まずは『精読』を意識しましょう
時間がかかってもいいから内容をしっかり頭にいれる
そして『精読』に慣れてくると自然と読むスピードが上がってくるはずです
そうなってきてから『速読』を意識するというのがオススメの方法です
買ったらすぐ読む
人はワクワクする出来事があると脳内でドーパミンが生成されます
このドーパミンという物質は幸福物質と呼ばれ、記憶力を高める効果があると言われています。
書店に行って「この本読みたい!」と思っている時は、脳内でドーパミンが生成されている状態
この素晴らしい状態を逃さない手はありません!
自分が読みたいと思った時に読むのが一番効果的な読書のタイミングです
自分にとって”少し”難しい本を読む
人の脳は、自分の実力より”少し”難しい課題に取り組むときに、最も活性化するといわれています。
この”少し”難しいというのがポイントで、難しすぎると全く頭に入ってきませんし、逆に簡単すぎると退屈に感じてしまいます。
そのため自分の実力より”少し”難しい課題を設けます。
それは「本の内容」と「本を読むスピード」によって調整することができます。
自分の実力よりも少し難しい内容の本を読む
普段よりも15分速く読んでみる
など、自分の実力から”少し”難しい課題を作ると、脳が活性化した状態になるので記憶に残りやすい読書ができます。
読む目的を決める
本を読む時、なぜ自分はこの本を読むのかをはっきりさせましょう。
- 上司に読めと言われたから読む
- ベストセラーだから読む
- みんなが読んでるから読む
上記のような感覚だと、読まされているという気持ちを持ってしまうので本の内容が記憶に残りにくくなります。
自分は今どういう知識を身につけたいのか、今自分に必要なものはなんなのかをしっかりと理解した上で、自分に合った本を選び、目的を持つことが記憶に残りやすい読書になっていくのです。
参考にした書籍
まとめ
今回は読んだ本の内容をしっかり記憶に残す方法を紹介しました。
普段仕事や学業が忙しく本を読む時間がないという人はすごく多いです。
2018年に文化庁から発表された「国語に関する世論調査」で、「1ヶ月にだいたい何冊本を読むか」という質問に対し、1冊も読まないと回答した人は全体の約半数にまで及んでいます。
ですので、時間がかかっても1冊本を読み切り、しっかりと頭に残すことができれば日本人の上位50%に入ることができるんです!
そうすることで仕事や学校でのライバルと差をつけることができ、自然の周りからの評価も上がってくると思います。
今回紹介した方法を1つでも実践して有意義な読書を体験してみてください!
参考にした書籍
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