本記事では僕が2024年に読んだ本の中で、ベスト10を小説とビジネス書の二つのジャンルに分けて紹介していきます!
次に読みたい本の参考になれば嬉しいです!
2024年は小説とビジネス本合わせて60冊読みました!
その中で特にお気に入りな作品をオススメポイントと一緒に紹介していきます
僕は普段紙の本以外にAudibleを利用して読書をしています
その影響で通勤中などにも読書をすることができ、読書量が圧倒的に増えました!
まずは読んでほしい!2024年ベスト本
まずは、2024年のベスト作品を紹介します!
2024年は70冊の本を読みましたが、その中でも特に印象に残っている作品を2つ紹介します
次読む本に迷った時は、この2冊を読めば間違いありません!
小説部門:『地雷グリコ』
2024年のミステリーランキング4冠に輝いた最高に面白いミステリー作品です
一見何も考えてなさそうに見える女子高生の射守矢真兎(いもりや・まと)
この女子高生なぜか勝負事になるとめちゃくちゃ強いんです!
グリコや神経衰弱など、小さい頃に一度はやったことがあるであろう遊びで高校生たちが頭脳バトルを繰り広げていきます!
とにかく多くの人に読んでほしい最高に面白い作品です!!
ビジネス書部門:『さみしい夜にはペンを持て』
うみのなか中学校に通うタコジローが、ヤドカリおじさんに出会い「日記を書く」ことを通じて新しい自分を見つめていく物語です
内容から自己啓発本になっていますが、物語調になっているので自己啓発本が苦手な方にも読みやすい作品になっています。
この作品は中学生向けらしいですが、大人にも刺さる内容になっています!
2024年読んだ本ランキング 小説部門
10位:『Q』
ある日、血の繋がらない姉・ロクから数年ぶりに連絡が入る。
二人の弟、キュウを脅す人物が現れたというのだ。
キュウにはダンスの天賦の才があった。彼の未来を守るため、ハチとロクは、かつてある罪を犯していた。
抗いようのない現実と、圧倒的な「いま」を描く。世界をアップロードさせる著者渾身の一作。
この作品はとにかく読み応えがすごいです!
ダンスに天賦の才がある一人の少年を守ることに人生を捧げ、消せない罪を犯した姉妹の物語になっています。
600ページ越えの大ボリュームですが、読み終わった後の達成感は最高です!
9位:『お前の死因にとびきりの恐怖を』
文芸部の片隅で見つかったUSBメモリ。
それは、ひとりの男子学生の「死」に関する情報を集めた不気味なものだった。
今までの怪談小説をくつがえす、新感覚のホラーモキュメンタリー
目に見えない恐怖にゾッとする作品です
作者である梨さんらしいリアルを追求したホラーに物語要素がミックスされていて、ゾクゾクしながらどんどん読み進めてしまう作品になっています。
読み始めるとクセになる作品です!
8位:『さくらのまち』
二度と戻らないつもりでいた桜の町に彼を引き戻したのは、一本の電話だった。
「高砂澄香が自殺しました」
人の「本当」が見えなくなった現代の、痛く、悲しい罪を描く、圧巻の青春ミステリー!
三秋さんの6年ぶりの新刊で、『三日間の幸福』などの三秋さんの作品が好きな人にはドストライクな物語です。
タイトルからは想像できない儚いストーリーで、とにかく感情を揺さぶられる作品です
7位:『正体』
埼玉で二歳の子を含む一家三人を惨殺し、死刑判決を受けている少年死刑囚が脱獄した!
様々な場所で潜伏生活を送りながら捜査の手を逃れ、必死に逃亡を続ける彼の目的は?
その逃避行の日々とはーーー
2024年に実写映画化された注目作です!
物語が進むにつれ、主人公が逃避行する目的が徐々に明らかになっていき、ラストの真実に胸を打たれました。
”警察は本当に正しい存在なのか”すごく考えさせられる作品でした。
6位:『コンプルックス』
承認欲求、カースト、婚活難民、美容整形……
なぜ人は「美しさ」から逃れられないのか?
女装家心理カウンセラーが挑む、ルッキズム小説。
読み終えた時、鏡に映る自分の顔が違って見える!
見た目に大きなコンプレックスを持つ女性たちがこぞって訪れる不思議な美容院
そこでは、見た目だけが全てではないと思わせられる体験が待っているんですーーー
容姿で悩む全ての人に読んでほしい作品です
5位:『ほたるいしマジカルランド』
「ほたるいしマジカルランド」は、願いごとを叶えてくれるという噂のあるメリーゴーラウンドが人気の老舗遊園地。
お客様の笑顔のために奮闘する従業員たちの日常が、ふとしたきっかけで動き出し、毎日がんばるあなたの心をふっと軽くする、温かな物語。
この世に”普通”の人なんていなくて、どんな人にも自分が貫く考えや理想があるはず
そのことで、他人と比較したり卑下するのは違うと、背中を押してくれる温かい作品です。
寺地さんの作品の中で1番好きな作品です!
4位:『黒牢城』
第166回直木賞受賞! ミステリ史に輝く金字塔です
本能寺の変より四年前。
織田信長に叛旗を翻し有岡城に立て籠った荒木村重は、城内で起こる難事件に翻弄されていた。
このままでは城が落ちる。
兵や民草の心に巣食う疑念を晴らすため、村重は土牢に捕らえた知将・黒田官兵衛に謎を解くよう求めるーーー
直木賞受賞も納得の時代劇ミステリー!
黒田官兵衛がとにかく頭が切れる知将で、有岡城で起こる不可解な事件をあっという間に解いてしまうんです。
その上での、敵である村重との頭脳戦も見ものの一つです
3位:『法廷占拠 爆弾2』
東京地方裁判所、104号法廷
史上最悪の爆弾魔スズキタゴサクの裁判中、突如銃を持ったテロリストが乱入し、法廷を瞬く間に占拠した。
「ただちに死刑囚の死刑を執行せよ。ひとりの処刑につき、ひとりの人質を解放します」
前代未聞の籠城事件が発生するーーー
2023年度のミステリーランキングを賑わした呉勝浩さんの『爆弾』の続編です
前作が面白すぎたので期待大でしたが、その期待の遥か上をいく面白さでした!
スズキタゴサクは本当に何者なんやろう・・・
ラストはさらに続編がありそうな予感です・・・・
2位:『沙を噛め、肺魚』
沙に覆われてしまった世界。人々は何よりも安定を目指すようになっていた。
それでも音楽が好きな少女・ロピは親友のエーナや周りの大人に反対されながら、自分の音楽を追い求めるーー
特にやりたいこともない少年・ルウシュは、母と同じ気象予報士になるため日々勉強していた。
いっぽうで好きなことに一生懸命な友人に劣等感は強まり、夢中になれることを探しはじめ……
青春小説の旗手が将来に悩むZ世代に捧ぐ、傑作のディストピア長編。
自分の好きなことをとにかく追い求めるロピの姿に胸を打たれました
「自分は何をしたいんだろう」
「自分は何のために生まれてきたんだろう」と悩む学生に特に読んでほしい作品です
読んだ後には、自分の選んだ道に自信が持てるようになる作品です
1位:『地雷グリコ』
平穏を望む彼女が日常の中で巻き込まれる、風変わりなゲームの数々。
罠の位置を読み合いながら階段を上ったり(「地雷グリコ」)、百人一首の絵札を用いた神経衰弱に挑んだり(「坊主衰弱」)。
次々と強者を打ち破る真兎の、勝負の先に待ち受けるものとは――
この作品の感想を一言で言うなら、『面白すぎます!!!!』
2024年の最初に読んだ作品ですが、この1年間で圧倒的に面白かったです!
面白すぎてどんどん読み進められる作品なので、普段本を読まない人にもぜひ読んでほしい作品です!
2024年読んだ本ランキング ビジネス書部門
10位:『グッド・ライフ』
「人生を幸せにするのは何?」
TEDトーク歴代ベスト10 ついに書籍化!
ハーバード大学の史上最長の幸福研究が
導き出した、「よい人生」を送るための鍵
「幸せになるためにはどうしたらいいのか」
その答えをあらゆる科学的根拠を基にまとめられている書籍です
9位:『デンマーク人はなぜ4時に帰っても成果を出せるのか』
幸福度調査でトップ3常連国である「北欧の幸せな国」デンマークは、2022年・2023年と2年連続で「国際競争力1位」に選ばれた。
国際競争力が2年連続1位でありながら、仕事への満足度も幸福度も高いデンマーク人の働き方・コミュニケーション方法・仕事やキャリアに対する考え方を明らかにし、日本人も使える楽しい「働き方」を提案しています
デンマークに住み、デンマーク人の家族を持つ筆者のリアルなデンマークでの仕事観がまとめられています。
仕事と家族どっちも充実させるために、今の自分の環境について考えさせられる内容でした。
デンマーク人を羨ましいなと思ったのと同時、自分も考え方を変えないとな思わせられました。。
8位:『人を操る禁断の文章術』
7位:『いつも幸せな人は、2時間の使い方の天才』
6位:『うまく「雑談できる人」と「できない人」の習慣』
5位:『GIVE&TAKE』
4位:『糖質疲労』
3位:『才能の正体』
2位:『一生頭がよくなり続けるすごい脳の使い方』
1位:『さみしい夜にはペンを持て』
うみのなか中学校に通うタコジローが、ヤドカリおじさんに出会い「日記を書く」ことを通じて新しい自分を見つめる寓話。
なんとなくさみしい。なんとなく消えたい。そんな孤独な夜に寄り添い「ひとり」になる勇気が持てる一冊
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