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【続編決定!】東野圭吾『クスノキの番人』あらすじと感想を紹介!

みなさんこんにちは!

今回は東野圭吾さんの感動作『クスノキの番人』のあらすじと感想を紹介します!

『クスノキの番人』読んでみたいけど、買う前に内容を知りたいな!

こういう方に向けた記事になっています。

東野圭吾さんは言わずと知れた有名なミステリー小説家ですが、『クスノキの番人』はミステリーではなく、感動エンターテインメント作品になっています。

その木に祈れば願いは叶うと言われている”クスノキ”で起こる奇蹟の物語です。

それではあらすじから紹介していきます。

2024年春に『クスノキの番人』第二弾が刊行されることが決定しました!!

今回紹介する作品

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目次

『クスノキの番人』

あらすじ

不当な理由で解雇され、腹いせに罪を犯し逮捕された直井玲斗

そこに弁護士が現れ、依頼人の命令に従うなら釈放するという提案があった。

提案にのり、依頼人に会いに行った玲斗

そこには自分の伯母だという人物が待っていた。

伯母は命令は「クスノキの番人になってもらいたい」ものだった。

そのクスノキに祈れば願いが叶うという言い伝えがありましたーー

言い伝えの真実とはーー
クスノキの番人とはなんなのかーー

物語の始まり

物語は主人公である玲斗が窃盗未遂などの罪で逮捕されることから始まります。

玲斗は元々かなりの貧乏で、職場の寮に住みながらなんとか生活しているような状況でした。

そんな玲斗は職場に突然クビを言い渡されたのです。

仕事をクビになった玲斗は腹いせに、元職場に侵入し、盗みを働こうとしました。

しかし、その計画は失敗し、玲斗は逮捕
このままだと刑務所行きは逃れられない状況でした。

そんな玲斗の前に一人の弁護士が現れ、その弁護士はある依頼人の命令に従えば、釈放してくれるというのです。

失うものが何もなかった玲斗はその命令に従うという条件で釈放されることになりました。

依頼人の命令

釈放後、依頼人の元に会いに行った玲斗
そこには玲斗の伯母と名乗る、千舟という女性が待っていました。

千舟は玲斗の祖母の連絡で、玲斗を助けることになりました。

今まで玲斗は千舟という伯母の存在を知りませんでした。

隠していたことにも実は深い事情があるんです・・・

千舟は玲斗を助け、玲斗にある命令をするのです。

「あなたにしてもらいたいことーーーそれはクスノキの番人です」

『クスノキの番人』32ページ

クスノキの番人の仕事

クスノキの番人の仕事は月郷神社の境内の管理
そして、月郷神社にあるクスノキの管理でした

月郷神社のクスノキは全国的にパワースポットとして有名で、ここのクスノキに願掛けをすれ願いが叶うという言い伝えがありました

このクスノキの管理を任された玲斗
しかし、クスノキの番人としての一番の仕事は夜にありました。

それは、夜中に事前に予約をした祈念者をクスノキに案内するというものでした

夜に予約をして祈念を行う人がどんなことをしているのかを見ることは禁止で、夜の祈念の意味も千舟は教えてくれませんでした。

祈念にくる人たち

クスノキの番人を任された玲斗

祈念には様々な人物が訪れました。

本作のメインの人物は佐治寿明という男性
そして、大場壮貴という大場家の跡取り息子です。

佐治は家族に祈念のことを内緒にしており、家族には内緒である女性を密会をしていました

そのことを不審に思った娘の佐治優美は玲斗に協力をお願いし、父親の行動を暴こうしていきます。

佐治の物語には感動のラストが待ち受けています・・・!

大場壮貴は、亡くなった先代である父親の思いを受け取るためにクスノキにやってきました。

突然の後継ぎに戸惑う壮貴
壮貴は父親の思いを受け取ろうとしますがなかなかうまくいきません。

そんな姿を見た玲斗も、自分なりにクスノキの番人としても役割を見つけ、壮貴を励ましていきます。

最初は頼りなかった玲斗もクスノキの番人としてどんどん成長していくんです!!

クスノキの真相

祈念にくる様々な人物を見て、そして今までの祈念の記録を見ていく中で玲斗はクスノキの大きな力の正体に気づいていきます。

クスノキには人の思いを後世に伝える大きな力があったのですーーー

物語の展開が気になる方はぜひ実際に読んでみてください!

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感想

主人公の成長に感動!

玲斗は大変な環境に生まれた影響もあり、ひどい人生を歩んできました。

その玲斗がクスノキの番人になり、人として成長し、最終的には千舟を助けるまでに大きくなる姿が印象的でした。

クスノキの真相はもちろんですが、玲斗の成長も見どころの一つです。

伏線回収は見事!

ミステリーではないですが、本作には様々な伏線が張られています。

クスノキの真相や、千舟の病、祈念者の心情などラストに明かされる真相には息を呑みました。

作中で描かれる人物の振る舞いなど全てに意味があり、それが最後につながる展開は見事です。

それに文章もすごく読みやすくて、どんどんと読み進められる作品でした!

さすが東野圭吾!という作品です!!

ミステリーではない感動作

東野圭吾をご存知の方は「探偵ガリレオ」などミステリー小説のイメージが強いと思ますが、それだけじゃありません!

今作は様々な謎や伏線を張りながら、ラストには感動が待っている作品です。

うまく言葉にできない思いを後世に全て伝えてくれるクスノキ

その思いには本当に感動しますよ!

まとめ

今回は東野圭吾さんの『クスノキの番人』のあらすじと感想を紹介しました!

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ミステリー小説のイメージが強い東野圭吾さんの感動作です。

クスノキの真相だけではなく、登場人物の成長にも見どころがあり、最後まで飽きのこない作品でした

興味がある方は実際に読んでみてください!

最後まで読んでいただきありがとうございました!

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