みなさんこんにちは!だいちです!
突然ですが、みなさんに質問です
みなさんは”シングルタスク”という言葉を知っていますか?
「言葉だけ聞くと一つの仕事をすること?」
「マルチタスクはよく聞くけど、シングルタスクはあんまり聞かないなあ」
こんな風に考える人もいると思います。
確かに世の中マルチタスクという言葉はよく聞くと思います。
”会社で優秀な人はマルチタスクをしていて、たくさんの仕事も同時にこなすことができる”と言われることもあると思います。
しかし今回は、すべての成果が最大限になる・シングルタスクについて紹介していきます。
まず今回の話で覚えて欲しいことが2つあります
- マルチタスクなんて存在しない
- シングルタスクこそが生活の必需品である
この2つだけでも覚えていってください!
では、シングルタスクについて詳しくみていきましょう!
↓今回参考にした書籍↓
マルチタスクなんて存在しない
マルチタスクなんて存在にしない
今回は仕事においてもプライベートにおいてもシングルタスクが一番良いという話をしていきますが、まず頭に入れて欲しいことがあります
それはマルチタスクというものはそもそも存在しないということです!
一般的にマルチタスクとして考えられているものは「マルチ・スイッチング」に過ぎないのです。
タスクからタスクに0.1秒にも満たないスピードで切り替えているからこそ、その遅れに本人は気づかず、マルチタスクをしていると感じてしまうのです。
そもそも大事なのが、人間の脳は一度に複数のことに注意を向けることができないのです。
そんなことを言うと、なかには
「私は皿洗いをしながら、会話をすることができる」
「ラジオを聴きながら、車を運転することができる」
といったようなことを言う人がいるかもしれませんが、ミシガン大学の有名な先生によると
マルチタスクとは、2つ以上の活動を同時におこなおうとした結果、それぞれに十分な注意を向けられなくなることを意味しています。
ですので、”特に集中力をいらないもの”、”簡単で機械的におこなえるもの”をメインの作業を同時に行うことは可能で、これはマルチタスクにならないのです。
マルチタスクをやろうとすると集中力が落ちる
複数の作業を同時にやろうとすると、それぞれに集中できなくて全部の作業が中途半端になってしまう。
みなさんも経験がないですか?
「会議や講義を聴きながらメールやゲームをしていると、会議や講義などに集中できなくなる」
「走りながら音楽を聴くことはできるけど、本を読むことはできない」
やはり集中しないとできない作業は、同時におこなうことはできないのです。
実際「マルチタスク」行為は「認知処理能力を低下させ、より深い学習を妨げる」といわれています。
「でも、仕事が多すぎて一個一個やってたら終わらないんだよ!!」
という人も多くいると思います。
そのような人のために次の章では、シングルタスクの良さ、やり方を書いていきます。
シングルタスクこそが生活の必需品である
そもそもシングルタスクとは?
マルチタスクが存在しないとして、
そもそもシングルタスクとはなんなのか。
シングルタスクとは「『いまここ』にいること」「一度に一つの作業に没頭すること」を意味します。
今という瞬間に他の要求にわき目をふらず集中することをいうのです。
シングルタスクは仕事でもプライベートでも存在していて、目の前にある仕事の中で時間を決めて、その時間は其の仕事に専念することはシングルタスクをいえるでしょう。
また、友達と話している時もスマホとかを触らず真剣に相手の話を聞くことはシングルタスクといえます。
シングルタスクで周りから信頼される人になろう
ここでみなさんに質問です!
仕事において、「たくさんの仕事が山積みになってバタバタしている人」と「仕事が多いが、一個一個確実にこなしてくれる人」どちらが頼りにできると思いますか?
また、プライベートで「食事中にスマホを触っている人」と「食事に集中してたくさん会話ができる人」
どちらと仲良くなりたいと思いますか?
ほとんどの人が、「仕事が多いが、一個一個確実にこなしてくれる人」「食事に集中してたくさん会話ができる人」を選ぶと思います
この人たちがシングルタスクを実践している人たちなんです!
何か仕事で上司に相談するときも、「パソコンを触りながら話を聞く上司」と「目を見て話を聞いてくれる上司」どとらが信頼されるかは分かりますよね?
このように目の前のことに集中する人は、周りからの信頼が上がるのです!
でも中には、”仕事は多すぎてそれどころじゃない人”や”仕事を頼まれたら断れない人”がいると思います
そんな人は次の言葉を覚えてください!
「ノーと言うからといって、無能なわけじゃない!」
頼まれたことを全てイエスと答えていたら、自分の目の前のことに集中できるわけがないですよね?
「ノー」と答えるのには勇気がいりますし、言い方に気をつけないといけませんが、
「私には無理です」ではなく、「今すぐには無理です」という意味でしっかりと誠実に答えると相手はきっとわかってもらえるはずです。
今している仕事に真剣に向かい合っているということが伝わりますし、そういう人のほうが途中までの仕事を山ほど抱えている人よりよっぽど信頼できると思います。
シングルタスクで日々の達成感を感じよう
シングルタスクで周りからの信頼感が得られることが分かりましたが、シングルタスクは自分自身にとっても良いことがたくさんあります。
日頃の業務で山ほどの仕事に追われ、全てが中途半端になることありませんか?
たくさん働いたのに疲れただけで、達成感がないなんてことありませんか?
そういう人はぜひシングルタスクを意識してみてください!
「今日はこの仕事をする」「この仕事をここまでは終わらせる」など自分の中で、区切りをつけて実行してみてください。
そのためにはまず、毎朝「3分〜5分」の時間をとって今日の予定を全て書き出すことを習慣化してください。
そうすることで、仕事に追われて受け身ですごすのではなく、先を見越して積極的に1日の仕事を進められるようになると思います。
また、どうしても取り組まないといけないけれど、考えるだけで嫌になるめんどくさい仕事は朝イチに片付けてしまいましょう!
そんなこと考えるだけでも嫌かもしれないですが、ひるまずに立ち向かってください!
嫌なこと先延ばしにするとそのことがずっと心の中にあって、他の仕事に集中できなくなってしまいます
このように一つ一つシングルタスクを意識することで、いろんな仕事に手を出して中途半端になることが少なくなりますし、仕事終わりに達成感を味わえると思いますよ!
シングルタスクを習慣化する
シングルタスクは仕事でのプライベートでも生かすことができる最高の考え方ですが、これを習慣化しようとすると仕事以外でのプライベートの意識が大事になっていきます。
「遅くに家に帰って、家に帰ってからも仕事をしている人」いませんか?
家は家族との場です。
このことをしっかり意識することで、日々の幸福度が確実に上がります!
例えば、”食事中はスマホを触らない”、”休みの日は家族で外に出かける”
こういう家族との時間と仕事の時間を意識して、実行することで個人の幸福度が上がるという研究結果が出ています
つまり、仕事でもプライベートでも
”選択をする。そしてブレずに実行する”
このことが非常に重要なのです。
まとめ
”シングルタスク”いかがでしたか?
↓今回はこの本を参考にしています↓
会社で実績が伸びない。最近仕事ばかりで疲れている。家族との時間がとれない。
などさまざまな悩みの解決手段になると思います。
僕自身もシングルタスクを意識していて、一つ一つのことを確実にこなしていくと日々の達成感が確実に変わります!
集中力が上がり、作業効率も上がるので良いことしかないです
みなさんもぜひシングルタスク実行してみてください!
きっと良いことが待ってますよ!
コメント