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【ネタバレ厳禁】『世界でいちばん透きとおった物語』あらすじと感想を紹介!

みなさんこんにちは!

年間100冊本を読む読書家のだいちです!

今回は世間で話題沸騰中の『世界でいちばん透き通った物語』のあらすじと感想を紹介します!

この作品は全国書店で次々にベストセラー1位を獲得し、増刷に増刷を重ね、今や累計発行部数15万部を突破しています!

口コミでは「今までに読んだ本で一番の衝撃」、「本の形をした芸術作品」など次々と絶賛されており、僕も本当に衝撃を受けました。

内容が面白いのはもちろんですが、実際に読んでみないと味わえない素晴らしい読書体験が待っています!

大げさに聞こえるかもしれませんが、今まで読んだ作品の中で間違いなく1番衝撃を受けました!

ネタバレ厳禁の作品なので詳しい内容はお話ししませんが、あらすじと感想を紹介していきます!

今回紹介する作品

この記事を書いた人
  • 29歳大手メーカー会社員
  • ブログ歴3年目
  • 年間読書数100冊超え
  • KindlePaperWhite、Audible愛好家
一緒に勉強
しましょう!
目次

『世界でいちばん透きとおった物語』あらすじ

今回はネタバレ厳禁なので、内容の紹介は簡単にしていきます!

あらすじ

大御所ミステリ作家の宮内彰吾が、癌の闘病を経て61歳で死去した。
女癖が悪かった宮内は、妻帯者でありながら多くの女性と交際しており、そのうちの一人とは子供までつくっていた。それが僕だ。

宮内の死後、彼の長男から僕に連絡が入る。
「親父は『世界でいちばん透きとおった物語』というタイトルの小説を死ぬ間際に書いていたらしい。遺作として出版したいが、原稿が見つからない。なにか知らないか」

奇妙な成り行きから僕は、一度も会ったことがない父の遺稿を探すことになる。知り合いの文芸編集者・霧子さんの力も借りて、業界関係者や父の愛人たちに調べを入れていくうちに、僕は父の複雑な人物像を知っていく。
やがて父の遺稿を狙う別の何者かの妨害も始まり、ついに僕は『世界でいちばん透きとおった物語』に隠された衝撃の真実にたどり着く――。

ミステリ作家の死

大御所ミステリ作家の宮内彰吾が病気で亡くなった

そんな宮内はかなり女癖が悪く、結婚し子供がいるのに関わらず多くの女性と関係を持っていました

作中で女優から同業者まで多くの不倫相手が出てきます

そんな宮内と関係を持った女性の中に、主人公である藤阪燈真の母親がいました

燈真の母親は校正者で、若い頃宮内と出会い不倫の末に燈真が生まれたのです。

校正者とは誤字脱字や文章の構成、文法の使い方や内容に矛盾が起きていないかなどを確認して、正しく修正する人のことです

そんな燈真の父親である宮内が亡くなったが、燈真は宮内と面識がなく、特別な感情を抱くことはありませんでした。

しかし宮内の訃報から1ヶ月後、燈真のもとに兄を名乗る男から電話がかかってきました。

宮内彰吾の遺稿

燈真の兄を名乗る男は松方朋晃という名前で、燈真の異母兄に当たる人物でした

宮内彰吾の本名は松方朋泰という名前でした

朋晃の話は、宮内は死ぬ間際まで『世界でいちばん透きとおった物語』という小説を書いていた。
そしてその作品を遺作として出版したいが、原稿が見つからない。何か知らないか。いうものでした。

燈真は宮内に会ったことすらなく、心当たりは一切無かったが、朋晃から金を払うから探せと言われ遺稿を探すことになりました。

遺稿探し

燈真は遺稿を探すために、宮内が今まで関係を持ってきた女性の元に会いにいきます。

その中で、燈真は会ったことのない実の父親の生活や人柄を知っていくことになるのです。

そして宮内の遺稿の行方がわかり始めた時、別の何者かによる妨害が入り、宮内の遺稿探しはどんどん複雑化していきます。

宮内が最後に書いた『世界でいちばん透きとおった物語』とは一体どんな物語なのかーー

そして最後には衝撃の真実が待ち受けていいますーー

これ以上は話したくても話せないんです!!

『世界でいちばん透きとおった物語』ネタバレ感想

ネタバレ厳禁なので、感想も物語の核心には触れないように紹介しようと思います!

伏線回収が見事!!

『世界でいちばん透きとおった物語』はミステリーに分類される作品かなと思います

病気で亡くなったミステリー作家が残した謎の作品
しかし、その作品は原稿が見つからない

このような状況で原稿を探し、亡くなったミステリー作家が最後に書きたかったものを見つけるという流れです

この物語の中で張られる伏線は終盤まで明かされず、ラスト30ページが怒涛の伏線回収になっています。

そしてその伏線回収が本当に見事!!

ここからちょっとネタバレ・・・

特に物語の序盤で描かれる燈真の目の病気がラストで大きな意味を持ってくるんです!!

これ以上は話せませんが、ラストまで一気読みの素晴らしい作品でした!

電子書籍化できない作品!

物語の面白さはもちろんですが、『世界でいちばん透きとおった物語』は今まで味わったことのない読書体験ができることで注目されていると思います

実際に手に取って読んでみないとわかりませんが、本当にすごい仕掛けがされているんです

しかもこの仕掛けは文庫本じゃないとできません!

電子書籍じゃ絶対無理なんです!

実際この本には電子書籍は存在しませんし、これから先も電子化されることはないんじゃないかと思います。

ではなぜ電子書籍じゃダメなのか・・・

それは実際に読んでみて確かめてください!
読んだらわかります!

なんでネタバレ厳禁?

『世界でいちばん透きとおった物語』の帯にはネタバレ厳禁!!の文字が記されています

このネタバレ厳禁の理由は、物語の内容だけではなく作品の仕掛けの部分に関わってくるからです

今まで色んな作品の感想を書いてネタバレもしてきましたが、この作品は本当にネタバレできないし、したくないと思います。

現時点で15万部突破のベストセラーになっていますが、本当に多くの人に読んでほしいと思う作品でした!

記事のまとめ

今回は杉井光さんの『世界でいちばん透きとおった物語』のあらすじと感想を紹介しました!

「ネタバレ厳禁」ということで、本記事ではあまり物語の核心には触れないように紹介しました

とにかく読んでみてくれ!と言いたくなる作品で、今まで味わったことのない読書体験をすることができます。

「面白かった!」という感想より、「すごい!!!」という感想がぴったりの作品でした!

少しでも気になった人は実際に読んでみてください!

最後まで読んでいただきありがとうございました!

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